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【重要】ホスピス緩和ケア・ネットワーク福岡 活動終了に関するお知らせ

ホスピス緩和ケア・ネットワーク福岡は、2019年5月29日の幹事会におきまして、設立当初の目的を果たしたとして、当ネットワークを解消することとなりました。

参加登録施設の皆様をはじめ、多くの方々にご支援・ご協力いただいてここまで活動を続けてくることができましたこと、心より感謝申し上げます。10年を区切りにこのネットワークを解消することとなり、大変申し訳ない思いでいっぱいですが、何卒ご理解頂ければ幸いです。

 

 ホスピス緩和ケア・ネットワーク福岡は、2009年5月9日、生命を脅す疾患に直面する患者とその家族の多様なニーズに応えるために、福岡地区(福岡市近郊)のホスピス緩和ケアに関係する諸施設が連携してネットワークを構築し、その療養環境を整え、シームレスな(切れ目のない)ケアを提供するとの設立趣旨を掲げて誕生しました。地域包括ケア、多職種連携と言われるように、ホスピス・緩和ケアにおいても地域の包括的な取り組み、多職種の連携が重視されるようになりましたが、当ネットワークでは当初から設立趣旨にそって活動を展開。クリニック・診療所、ホスピス緩和ケア病棟、訪問看護ステーション、介護施設を中心にそのネットワークを構成し、全国的に「ホスピス緩和ケア」活動の最も密にして盛んな福岡地区の特徴を最大限に活かして機能的な連携ケアを提供することでネットワークの意義を高めていくことを目指して、さまざまな活動を行ってまいりました。

 

  この10年間で、ホスピス緩和ケアをめぐる国内の状況や地域の状況も変化しました。緩和ケア病棟は全国で364施設(7523床)(2019年7月1日現在)となり、主要な病院には、緩和ケアチームが誕生し、在宅でのホスピス緩和ケアを担う在宅療養支援診療所や訪問看護ステーションも全国各地に広がってきています。

現在福岡地区では、全国でも有数の質の高い緩和ケア病棟があり、在宅ホスピスをすすめる会など在宅ホスピスに関わる団体も広く展開するようになりました。患者さんや市民団体も広がり、ボランティアのグループも生まれてきました。それらがネットワークとして活動し、病院、緩和ケア病棟、在宅、施設と療養場所は異なっても、質の高い緩和ケアが切れ目なく続いていくことを目指して研修会や交流会を中心に進めてきた当ネットワークの働き・活動は有意義なものがあったと思います。これらの活動を通して、ホスピス緩和ケアに関わる様々なスタッフや施設の質を高め、お互いの交流も顔の見える関係から、意見を述べあい互いを支えあえるネットワークへと成長したのではないでしょうか。

 

ネットワークの活動がなくなるのは本当に寂しいことではありますが、この10年間の研修やネットワークの仲間との交流、素晴らしい先輩や仲間たちとの繋がりは、何ものにも代えがたいものとなりました。この間の経験を私たちがそれぞれの現場で、生かし発展させていくことが、このネットワークの存在した意味であると考えます。

今後ともみなさまとともに、それぞれの現場で歩んでいきたいと願っています。

みなさま、10年間、ご協力ありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

みなさまのますますのご発展を願っています。

 

 

2019年8月26日

ホスピス緩和ケア・ネットワーク福岡

代表幹事 二ノ坂 保喜

 

author:ホスピス緩和ケア・ネットワーク福岡とは, category:新着情報, 09:36
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